2009年10月27日 (火)

人生に絶対不可欠なスパイス

今年は、読書の秋、
そして、音楽の秋、を過ごしている。

何かが思うようにいかず、凹んだとき、
本を読んで気持ちをリセットすることもあるし、
好きな曲を聴いて、すっきりすることがある。

凹んでいるときは、
心が、例えば、
50%の悲しみと、
25%のあきらめと、
15%のいたたまれなさと、
10%の怒りで構成されていたりする。

大好きな曲を聴くと、それだけで、
50%の悲しみが、安堵へ変わり、
25%のあきらめは、希望へシフトし、
15%の自信が蘇り、
10%の怒りは次への燃料と化す。

音楽は、本当に不思議な力を持つ、
大好きで、絶対不可欠な人生のスパイス♪

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2009年10月 7日 (水)

大きさの効果

コンサート会場で、
スピーカーの前に座ると、
せっかくの良い曲も、
騒音から身を守るのに大変で、
楽しむことができない。

耳が悪くなるのを防ぐために、
私はイヤホンの音をとても小さく聴くクセがあるが、
高音と低音とのバランスが悪いことがある。

音にもベストの大きさがある。

コンサートでは、左右対称で音量も、
ちょうど身体に心地良く響くところが、
ベストポジション。

イヤホンも適度に大きくして、
バランス良く聴くと、一層美しい音楽となる。

何事もスイートスポットがあるらしい。

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2009年7月12日 (日)

風雨オーケストラ

目が覚めると、
すでに朝7時半を回っていた。
横になったまま、部屋の中を見渡す。
シーツの上で伸びをして、また目を閉じる。

窓の外では、ヒューヒューと風が吹いている。
時折、ザザザという雨の音が混じる。

しばらくすると、
子供たちが学校へ行く声。

風の音 
雨の音
子供たちの声

そこに、車の音、飛行機の音が
重なっていく。

そしてまた、

子供たちの笑いながら話す声

風の音

風と雨に包まれた、人や車。
全体の音が調和するように聴こえた。

生活の中のオーケストラが鳴っている。

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2009年2月26日 (木)

美しい音楽の力

You Tubeなどを利用すれば、
様々な音楽を自宅にいながら、
楽しむことができるようになった。

音楽は豊かな身体や心をもたらす
大事な要素だなぁ…と、聴きながらいつも思う。

音楽の種類によって、
いろいろな反応が起き、
元気になったり、癒されたり、
希望を持てるようになったりする。

青少年が犯罪を犯した後、
本当に立ち直って欲しいなら、
音楽を活用するのも一つの手のような気がする。
刑務所での音楽だ。
人は罰だけを与えても立ち直ることは少なく、
絶対的に愛が必要だと思うから。

食事を整えたり、
身体を動かす習慣と同じように、
音楽もまた心身の健康にきっと役立つと思う。

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2009年1月12日 (月)

あなただけの体験

映画は、視覚中心に再体験する感覚。

音楽は、聴覚中心に再体験する感覚。

あらゆる芸術は、
自己体験を再生する機会だと思う。

ぴったりくるものに出逢うと、
また新たな感動を身体中で感じ、
心を震わせる。

まだ体験をそれほど積んでいない時代に、
芸術に出逢うことは、そのこと自体が体験となる。

高校時代、
私は週末に時間さえあれば、
MOMAなどに通い、絵の前で勝手に
作家の感覚を想像したり、感じたりした。

オペラのシーズンチケットを買った父と、家族と、
そして友人と、オペラハウスに通った。
芸術自体を体験として身体中に染み込ませた。

今、音楽を聴いていると、
私が今まで体験したものと共鳴して、
聴こえる音があるのではないか、と思う。

あなたにだけに聴こえる音も、
きっとたくさんあるのだろう。
そして、私たち共通に聴こえる音があるのだろう。

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2008年10月11日 (土)

ピアノのレッスン

NYに住んでいた頃、
同じ16階に住むおばあちゃま先生に、
ピアノを習っていた。

彼女はジュリアード音楽学院出身で、
心やさしい母性愛のある方で、
ちっとも上達しないこのダメ生徒に対しても、
根気よく数年間教えてくださった。

ショパンの前奏曲7番イ長調
(太田胃散のCMの曲)を習った時のこと。

彼女が珍しく学生時代の話をしてくださった。
「当時、とても変わった先生がいらしてね。
この曲だけを一年間弾かされ続けたのよ。」

どういう意図で先生が一年間同じ曲を
弾かせたのでしょう?と質問したが、
彼女も未だに不明とのこと。

同じ曲を一年間弾くうちに、
様々な自分の感じ方や、想いが変化し、
曲も違った色を持ったに違いない。

ふと、このエピソードを思い出した今、
その先生の意図を想像するだけでも、
私が学ぶことが多いなぁ…と感じるのだった。

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2008年9月15日 (月)

音さまざま

自分の世界にどっぷりと入り、
思考と感情と身体を組み立て直しているとき。

いきなり、

けたたましくデジタルな電話の音や、
FAXの音が鳴ると、
今まで構築していた自分の世界が
一気に崩壊し、気持ちも萎える。

言葉を発する声のトーンもそうだが、
音というのは、世界を作る大事な要素のひとつ。

自分の内面に響く静かな声で、
少しずつ世界を作っていくときの、
大きなデジタルな音は、全ての動きを止め、
細胞を破壊するようにさえ感じてしまう。

音は、本当に不思議なエネルギー。
時と場合で使い分け、
大事に付き合っていきたい。

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2008年7月10日 (木)

ボサノバとマーチ

アストロリレーションの代表の黒澤美姫が、
「ボサノバは『風の音楽』だと思う♪」と言った。

それを思い出した今、
ヘッドホンでマーチを聴きながら、
この文章を書いている。

ボサノバは好きで、
ipodに入れたのに、あまり聴かない。
なぜだろう?と考えた。

そして、ふと、

ボサノバは二人で聴くのがいいのかも♪と思った。

例えば…
日中熱かったけれど、
風が気持ちいい夕方、陽が沈むのを眺める二人。
デッキの上で小洒落たカクテルを前にして会話を楽しむ。
そんなところにもってきて、
ボサノバが聴こえてきたら嬉しい。

マーチは、一人で奮起するときに聴く。
交感神経音楽!?
仕事をする前に聴くと、リズムが作りやすい。

一方、

ボサノバは、まったりと二人で聴きたくなる。
副交感神経音楽!?
まさに『風の音楽』だと思う♪

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2008年6月13日 (金)

マーチ

たまに聴きたくなるので、
数曲iPodに入っている「マーチ」。

リズムがしゃっきりさせてくれる。
呼吸が整って、やる気になる。
何だかしっかりしなくっちゃと思えてくる。

そして、

マーチの魅力について考える。

副旋律が全く違うのに、
主旋律と絶妙にかみ合って、
完璧な作品となっているところがすごいと思う。

人間の社会も実はこうなのかなぁ…

全く違う性格同士が、
呼吸を合わせて、その力を出し合って、
一つの仕事を仕上げていくしなぁ…と。

主旋律も副旋律も臨機応変に奏でながら、
一緒に作った作品を共に楽しみたいなぁ…

そんなことを思わせてくれるマーチが好き♪

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2008年5月17日 (土)

前奏のプレゼント

大好きな人と話すと、
まるで、ステキな音楽の前奏をもらった気分になる。

続きは自分で奏でてね、と言われているみたい。
ステキな作品になる予感がいつもする。

思った通り、サビも美しく仕上がった。
眠る前に何度も何度もリフレインする。

余韻までプレゼントしてくれる君。

いつもありがとう♪

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2008年4月23日 (水)

妻の反撃

すでに70歳代になられた、
仲良しご夫婦の、時効になったお話。

15年前ごろのある日。

「年をとったせいなのかなぁ。
君のいびきがうるさくて眠れないんだよ。」

というご主人の一言に、

「ええ~、私は昔からいびきなんてかかないわよ。
あなたのいびきの方がどれだけ大きいか!」

「ウソだよ~。」

と、らちの明かない会話が続いた。

奥様は、長年ご主人のいびきに耐えてきた
証拠を見せようと、ユーモラスな反撃を企てた。

夜中にテープレコーダーを設置して、
夫の、ゴースーピーをしっかり録音。
よしっ!と安心してそのまま眠りについた。

翌朝、どうだ!とばかりに再生してみると、
ご主人さまのゴースーピーに、
合いの手を入れるような奥様のズーズーズーの音。

二人して大笑い。

かくして、

年輪深きハーモニーは完成したのだった。

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2007年10月22日 (月)

周波数

好きな声がある。
好きな音楽がある。
同時に聴きづらい声質や音、リズムがある。

全ての人や物には周波数がある。そして、
自分の成長にとって良い周波数というものが
あるように感じるのだ。
自分の変化に応じ変わるのだと思うが。

そんな周波数を、
見たり、聴いたり、感じたり、
身体の中に取り入れていきたい。

自分の魂をクッと引き上げてくれる、
そんな周波数をいつも引き付けられるような
人間でありたいと思う。

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2007年10月15日 (月)

キラーチューン

東京事変の『キラーチューン』

射手座の多い椎名林檎さんの詩の行間は奥深い。
MC射手座であり、今月の誕生日から9室がテーマの
私は最近、射手座の人や作品が気になるのだ。

彼女の体験からつづられているだろう言葉たち。
曲のリズムに乗りながら、
これらの言葉の内容について考える。

確かに、

「今日は一度きり」なわけだし、
「無駄がなけりゃ意味がない」のもうなづける。

人生、特急電車で目的地まで、
脇目もふらず行くのが必要なときもあるけれど、
自分のペースのドンコウ列車で行くのがいい。

目的に向かってしっかりと進みながらも、
周りの景色を楽しむ余裕がカッコイイ。

そこで息づく全てのものを肌で感じて
感度を最大限に震わせていくことが、
本当の豊かさかなんだよなぁ…なんて。

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2007年10月12日 (金)

音楽の共有

私にとって、
音楽はとても個人的な体験だ。

ある人と…だったり、
ある場所で…だったり、
ある出来事での自分の感覚を象徴してくれる、
私にとってはなくてはならないもの。

だから、

身体のシステムの一部のように、
とても大切にしている音楽を
他の誰かが、その人の体験と共に、
例えばテレビなどで軽~く紹介されると、
違和感を感じ、ムッとしたり、がっかりしたりする。

というのも、

その音楽を次に聴くとき、
大抵その他者の映像が邪魔をして、
自分の一部とは違ったものになってしまうから。
その映像やその人の体験を
振り切るのにエネルギーを要するのだ。

それはまるで、
自分だけの神聖な場所に、
土足で踏み込まれたような感覚。

音楽の共有は、
その場に共にいた人でない限り、
難しいなぁ…と感じてしまう。

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2007年6月20日 (水)

モノクロからカラーに

朝からボ~ッとしていたある日。

身体も気持ちもまだ乗り切れずにいた。
ふとヘッドフォンをして、パソコンから音楽を取り込む。

すると…

モノクロで乾いていた世界が、
急に潤い、色がつき始め、
身体中が動き出すのを感じた。

音楽は、やっぱりすごい♪
ペースが乱れた時のペースメーカーとなってくれる。

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2007年2月12日 (月)

風のボサノバ♪

風エレメントの先輩から刺激を受け、
ボサノバを最近聴いている♪

昔から好きなジャンルだったのに、
なぜかIpodに一曲も入っていなかったことが
今更ながら不思議だ。

ボサノバは、心身にとても心地良い。

このそよそよな感じ、
このしょろしょろな感じ、
このゆるゆるなのにツボをぴたぴたっと
押していってくれる感じ…

人生の強い味方が、
また一つ増えた気分になっている♪

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2006年11月28日 (火)

左耳で聴く

電話の受話器を右耳で受けるか、
それとも左耳で受けるか。

右手でメモをとるため、
左耳で…という人もいるだろう。
私は右耳で受け、右手でメモをとる。
おそらく左の脳が真っ赤に熱を持っていると思う。(笑)
人の話を聴くとき、理論で整理するクセがあるようだ。

先日、

喫茶店で書きものをしていたところ、
お店のBGMで大好きな曲が流れてきた。
その曲はBGM用に編曲されていて
詩はついていなかった。
私は、自然と首を右下左上に傾け、
左耳をダンボにして、目をつぶって聴いていた。

う~ん、いい感じ…
後で思えば、身体が喜んでいた。

そして、ハタと興味をそそられ、
今度は、左下右上に首を傾け、
右耳をメインに同じ曲を聴いてみた。

すると途端に、
「ああでもない、こうでもない、
あれあの人はどうしていたっけ、
この曲って詞がつかないと、どうたらこうたら…」
といった頭の中の余計なおしゃべりが始まった。

もう一度、右下左上にしてみる。
う~ん、いいわぁ…しばらくじんわり曲を聴く。
おしゃべりなど起こらず、音に身を任すことができた。

いやはや、発見。

頭の中でのおしゃべりが多すぎる私は、
そのおしゃべりをたまに止めさせ、
身体を喜ばせるための音楽を聴こう♪と思った。

※愛をささやく時は、女性の左耳に…と言われているらしい。
  試されたいかも~♪(笑)

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2006年10月17日 (火)

ハーモニー♪

プロの歌手の方と「ハモる」のは楽しい♪

パソコンからヘッドホンごしに音を聴き、
素人なりに、ひょろひょろ上を歌ってみたり、
てれんこてれんこ下をつけてみたり...。

基本となる音程がしっかりしているので、
こちらがどんなに下手くそでも、一瞬
おぉ~と鳥肌を感じるような美しいハーモニーになる。
...と勝手に思い込んでいる(笑)。

人間関係も同じだなぁ…と思う。

どちらか一方の精神が、
ぶれずにしっかりしていると、
もう片方はその精神の胸を借り、
ホッとしたり、気づかされたり、
前に進む勇気が湧いたりする。

柔軟な言動をとりながらも、
芯では、いつもぶれない人間で在りたいと思う。

そしてさらには、
お互いがしっかりとした精神であれば、
一層美しいハーモニーを奏でられるのだと思う♪

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2006年9月27日 (水)

光の雨

美しい音楽は、
まるで細かい光の雨のようだ。

私の身体と心の暗く冷たく堅いところに、
温かく降り注ぎ、柔らかくほぐしてくれる。

細かく繊細に、静かにやさしく、
痛みを探し出しひとつずつ癒してくれる。

音の光を身体の中に染み渡らせながら、
目をつぶり、ゆっくりと波長に合わせて、
身体を揺らしてみる。

ゆりかごに揺れる赤ちゃんのように、
気持ちも身体も全てを音にゆだねてしまおう。

光の雨なら、毎日降って欲しい。
心が豊作になる恵みの雨。

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2006年8月11日 (金)

強い味方♪

美しい音、声、ハーモニーは、
気分を確実に変えてくれる。

私は、どちらかというと、
聴覚派なので、言葉や音の美しさを求める。
(「このタコ!」とかこっそり頭の中で言うクセに、だ。)

目が覚める飲み物を飲んだときのように、
美しい音は、心の眼を覚ましてくれる。
美しい音を聴くと、心がハッとして起き上がり、
自分の中心に意識がもどり、やるべきことが見えてくる。

気分に振り回される自分は弱いなぁ…と思いつつも、
そんな気分ともちゃんと向き合いたい。
そんな時の強い味方が、「美しい音」なのだ。
気分を瞬間的に変えることができる。

何かを始める前にお気に入りの曲を聴く。

心身が落ち着き、本来の自分で素直に動ける。
自分の深いところに染み込む音を
これからも楽しみにしていきたい。

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2006年4月18日 (火)

モーツァルトの作曲法

今年生誕250周年を迎えたモーツァルト。

天才の70%はみずがめ座だそうですが、
かのモーツァルトもみずがめ座の作曲家です。
素晴らしい作品を信じられないほどたくさん生んだのには、
その作曲法に秘密があるようです。

モーツァルト本人が書いた手紙が分析研究されています。
夜の散歩といった身体を動かしているとき、
内面的に安心して静かに自分と向き合えて、
リラックスして気持ちの良い状態になると、
その感情と連動するように短いフレーズの音が
自分の中に自然に流れてくるそうです。その音が
内面で鳴り響き、もっと感情が昂ぶってくると、
自分でも気づかないでハミングをしてしまうとか。
そのハミングが、記憶されて体内に録音されていきます。

この記憶が充分たまると、今度はこの「ひとくちの音」は
どんな一皿の料理になるのかが吟味され、
もっと美味しくするために音を足していく作業が
自然に行われます。ひとくちずつの音はやがて
一皿の美味しい食事になるためにフレーズの集まり
になっていきます。固まりが大きくなればなるほど、
肯定的な感情(気分の良さ)も大きく、深くなります。
そして気分がよくなると、またフレーズが育つという
循環を繰り返します。

モーツァルトはこの間、まるで「チャンネル」のように機能し、
全てが無意識に行われています。
何かを意識的にしているという感覚がないようです。
手紙の中にも「自分が作っている」という表現は全く
出てこないとか。まるで神経システム自体が主体的に
動いている感じです。

出来上がったものを今度は、絵や彫刻にイメージし、
自由自在に無意識が作品を変化させていき、
最終的に大きな作品となって記憶されます。

聴覚から味覚へそして視覚へ…モーツァルトは
五感をフルに使って音を自分の中にためていきます。
これは共感覚(synesthesia)と呼ばれているもので、
ある刺激を受けたとき、本来の感覚に他の感覚が
伴って生ずる現象です。

このようなプロセスで、いつも出来上がった作品が
頭の中に蓄積されているので、あとは五線譜に
書き記すだけです。ですから、『ドンジョバンニ』の
序曲を公演当日に2時間で書き上げてしまうと
いうことが起こり得たのだとか。

モーツァルトの作品が長い間世界中で愛され続けているのは、
曲が生まれる最初の段階でとてもリラックスし
彼の肯定的な感情に包まれて音が流れてくるから
なのではないかと私は思っています。
私は、人間が自然と共感し合う音、
気持ち良い感覚、心地良い感情に包まれている音が、
他の人の心をつかむのだと考えています。

モーツァルトのように、自分の作品を通じて
時代を超えて人の心を動かすことができたら、
なんて素晴らしいのだろう…と感じます。

参考文献:
Strategies of Genius Robert Dilts
 Chapter4 p.223~

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2006年4月 5日 (水)

チームの力

高校生の我が子たちの
スプリングコンサートに行ってきました。

高三になる長男はチューバ、
このコンサートで引退します。
高一の長女は、トランペットを吹いています。
3部構成のコンサートは、
指導の先生の演出が光り楽しさ満載。
クラシックあり、ジャズあり、マーチあり、
ディズニーメドレーあり。ディズニーでは、
全員がそれぞれキャラクターのかぶりもの着用。
さらにユニクロで揃えたパート別の
赤、黄色、緑、紫、水色、オレンジなどの
カラフルなパーカーで、見た目も華やかでした。
楽器のパート紹介では、トランペットは「007のテーマ」
チューバ低音パートは、カーペンターズの
「Top Of The World」大好きな曲です。
その楽器ならではの曲と振り付けが楽しい♪
マーチングドリルも取り入れて動きがあり、
まさに「音を楽しんでいる」感じが伝わってきました。

素人とプロの違いは、自分のために演奏するか、
人のために演奏するかだと思っているのですが、
結構プロの域に入っているんじゃないのぉぉ♪
と、かなりの親バカ丸出しで拍手を贈りました。
最後の曲は『星に願いを』でしっとり。
楽器と合唱の両方で演奏する演出です。
彼らの透き通った歌声に思わず涙が出ました。
こういう瞬間につらかったことなど全てを忘れ、
母親冥利を感じます。

思春期で心身共に変化の大きい子どもたちですが、
仲間と共に同じ目的を持って日々の練習をたゆまず続け、
チームが一丸となって聴衆に演奏を披露する...
若さが本来持っているさわやかなエネルギーを
たっぷりもらい、すがすがしい満足感を持ち帰りました。

12星座の組み合わせがバラバラな人たちが、
一つの目的を持ち、日々それぞれが努力して
ひとつの形にしていく...その結果、皆で輝く。
そのお手本を子供達に教えられています。

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